世界4位を誇るインドネシアの人口ですが、
今回の記事では、
- インドネシアの人口密度
- インドネシアの人口推移
を詳しく解説していきたいと思います。
世界4位のインドネシアの人口数
インドネシアの人口は2億6,189万人です。
※日本の人口の2倍
これは世界でも、
- 中国 13億9千万人
- インド13億3千万人
- アメリカ 3億2千万人
についで世界で4番目に人口の多い国になります。
インドネシアの首都ジャカルタの人口(都市別人口ランキング)
インドネシアの首都であるジャカルタの人口は960万人で、
これは東京都に次いで世界第2位のメガシティだと言われています。
インドネシアの人口はジャカルタから以下、
- ジャカルタ 960万人
- スラバヤ 270万人
- ブカシ 260万人
- バンドゥン 230万人
- メダン 210万人
と続いております。
スラバヤやメダンはインドネシアの第二・第三の都市と言われており、インフラも整っており経済的にもかなり進んでいます。
インドネシアの人口密度
インドネシアの人口密度は147.8と言われています。
この数字は、
1平方キロメートル当たりの数字になります。
即ち、1キロ範囲に平均して147人いるという事になります。
首都ジャカルタの人口密度
ジャカルタの人口密度は15,109になります。
インドネシアの国土は日本の国土と比べて
インドネシアが191万9,440km2、日本が37万7,930km2で、
日本の約5倍の広さがあります。
このことからもインドネシアの人口密度は首都圏に偏ってしまっているのが分かります。
首都圏から遠方地方はインフラ整備や経済的な恩恵をいまだに受けられない地域も多く、人口密度も高くない地域も多くあります。
このことから、インドネシア政府は首都移動をインドネシアの国土の中心地にすることにより人口密度の問題を含む課題解決を図ろうとしています。
インドネシアの人口推移
インドネシアの人口推移になります。
インドネシアの人口は2035年までに3億人を突破すると言われており、そのうちのほとんどが40歳以下になります。
またインドネシアの出生率は2.36と言われております。
※出生率=女性一人が出産する子供の平均人数
元々インドネシアでは1970代前半頃の出生率は5.0を超えておりましたが、
「子どもは2人まで」という制度が行われ、2000年頃まで出生率が減少しておりました。
出生率減少の背景として、
人口増加によるインフラのパンクや教育の弊害を抑えるためだと言われています。
しかし近年ではインドネシア政府が出生率増加に力を入れ始めたことにより、人口が着々と増えております。
インドネシアの人口ピラミッド
インドネシアの人口ピラミッドは『つりがね型』と言われています。
元々のインドネシアは多産多死が横行しており富士山型のピラミッドでしたが、
インフラ整備や医療技術の発達で現在のような形に変化したと言われております。
また、人口ボーナスと呼ばれる高度経済成長期もインドネシア国内で15年程続くと言われております。
これは人口ピラミッドから読み取れる事で、30歳以下の年齢層が全体の約45%程を占めていることが大きな要因だとも言われています。
インドネシアの人口の今後の見通し
『生産年齢・労働年齢』と呼ばれる15歳から64歳までの人口は、
- 日本 約7,400万人 全体のおよそ60%
- インドネシア 約1億7,300万人 約67%
です。
またインドネシアではこの割合が2030年頃まで増加し続けると言われています。
今後も15年間程はエネルギーのあふれる経済大国として成長の見込まれる国になっていくでしょう。
まとめ。
インドネシアの人口は2億6,189万人
人口ボーナスはまだ15年ほどは続く。